6月に入り5月後半からの土日も含んだ戦場のような中間テスト対策もようやく終わり少しほっとしています。

その時に今回、中3生から思わぬ声があがりました。「中間テストの対策より、実力テストや入試の対策をしてほしい」というものです。「中間テストは範囲も決まっているし、学校や塾の授業で充分得点が取れる」ということらしい。

そこで5~6年前に担当した教室の中3生のことが思い出されました。

定期テストで480点以上とる生徒が何人もいて、もちろんそんな得点でない生徒もいたのですが、みな定期テスト対策などしなくてもいい、普通の授業をしてほしいというクラスでした。特別なクラスだったかもしれませんが、結果、その生徒たちは大学入試で京都大学や高知大の医学科をはじめ、定期テストで高得点をとっていなかった生徒たちも国立大学に進学していきました。

今回は中間テスト対策をするグループと実力テスト対策をするグループに分けて指導しましたが、仕事も2倍、忙しさも2倍、それでも何かうれしく感じました。