ぼくは今年で29歳になりましたが、
今でも楽しく見ている絵本があります。
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それは「ウォーリーをさがせ!」です。
別に子どもがいるから見る、というわけではないです。(独身一人暮らしですので)
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では、なぜ大人になって「ウォーリーをさがせ!」を見るのか......
それは、ぼくが子どもっぽいから...
それは、「ウォーリーをさがせ!」を見ると楽しみながら、学んだり気が付いたりすることが多いからです。
何度見ても新しい発見があり、あきることがありません。
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「ウォーリーをさがせ!」で身につく力
それに、国語などの問題を解くときにも活用できる力が付くのではないかと思います。
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いくつか挙げると、
「ごちゃごちゃしたものの中から、目的のものを探し出す力」
「全体を俯瞰(ふかん)し、どこに何があるのかという情報を整理する力」
「集中力」
などがあります。
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国語の問題を解くときにも、
たくさんの文字・情報の中から
「そういえば、あの辺に答えになりそうなことを書いてたな」と
とっさに答えの部分を当てることや、
答えを探すとき、ぼーっと文章全体を俯瞰しながら
目に入ったとたんにパッと答えの部分に気が付くことがあります。
これらのことは「ウォーリーをさがせ!」で身に付く力と共通するのではないでしょうか。
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勉強を支える数値化できない力
勉強というと、
「知識をインプットし、それをアウトプットするもの」
そんな印象を持っているかもしれません。
しかし、勉強が得意な人ほど、
その勉強を支えている「縁の下の力持ちのような力」があることに
気が付いているのではないでしょうか。
(そして、そうした力は数値化して測ることが難しいです。)
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それは
「集中力」
「記憶力」
「情報を集め、分析し、整理する力」などです。
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加えて、国語では「常識・教養・経験」も必要です。
たとえば、「大根おろし」を題材とした文章があります。
そこには、大根おろしの力加減の難しさが表現されています。
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大根おろしをした「経験」がある人は、
「経験」と「イメージ」がつながり、「ああ、わかる、わかる!」となります。
一方で、経験のない人は「どういうこと?」となってしまいます。
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国語とは何の関係もないように思える「経験」が
問題を解く上で自分を支えてくれています。
先に出した「集中力」「記憶力」なんかは言うまでもなく大事ですよね?
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何からでも学ぶことができる
このように考えると、何からでも学ぶことがあると思えてきませんか?
ぼくとしては、「ウォーリーをさがせ!」は良い「教材」だと思っています。
楽しみながら自分の力を高めることができる「教材」って最高じゃないですか?
友達や家族とも一緒に楽しめます。
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「ウォーリーをさがせ!」以外でもかまいません。
「楽しみながら自分の力を高める」
そんな「教材」と出会いたいですね。
人生における良い先生となり、気が付かないうちに、自分の力をぐっと高めてくれることがありますよ。
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良い「教材」に出会うには...
最後になりますが、良い「教材」に出会うために必要な学習姿勢があります。
「学ぶ」という姿勢です。
「教わる」ではなく「学ぶ」です。
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言いかえると、
「人に○○してもらう」ではなく「自分から○○する」という姿勢です。
この学習姿勢ができれば、身の回りのあらゆるものが「教材」となります。
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勉強においても「学ぶ」姿勢ができている人は、
高い点数を取る傾向があるような気がします。
意識の問題なので、他人が学習姿勢を変えるのは難しいですが、
日ごろから意識をして、このような学習姿勢を身に付けるようにしてはどうでしょう?
自分の周りにあるすべてのものが「教材」になりますよ。