いきなりですが問題です。
『秋桜』←この植物名をカタカナで書けますか?


答えは『コスモス』です。
これは有名だから知ってる人も多いかもしれないですね。

では、コスモスの花びらは何枚あるでしょうか?


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8枚、と答える人も多いかと思います。
問い方をちょっと変えてみましょう。


コスモスの1つの花には、花びらは何枚あるでしょうか?


えっ、コスモスはあれが1つの花ではないの?
と思った方もいるかもしれません。


コスモスは、キク科の植物です。
きちんと理科を勉強している小学6年生、または小学5年生もこれで答えにピンときたかもしれません。

キク科は、たくさんの小さな花が集まって1つの大きな花に見えるのが特徴でしたね。
タンポポのつくりで詳しく学習したのではないでしょうか。
そして、タンポポの花びらは5枚である、というのも学習したはずです。ということは...

コスモスの花を拡大してみましょう。

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いかがでしょうか?
黄色い五角形のつぶつぶのようなものがたくさんありますね。
この1つ1つが小さなつぼみなのです。

そしてこの形状から、コスモスの1つの花の花びらはタンポポと同じく5枚であることがいえそうですね。
(よく見ると、上の方に咲いている黄色い小さな花の花びらが5枚あることがわかります)


百聞は一見にしかず。
学校や塾で学習したことが本当なのか、実際にこの目で確かめることも、忘れてはいけませんよ。