朝倉教室です。

今日の午後、職員室で食生活の話をしていると、「昔の人はどんな果物を食べていたのだろう」という話題になりました。

果物は外国から来たものばかりではないか。

柿など果物名がわかりやすい漢字であるものは日本古来のものではないか。

そもそも果物を食べていたのか。等々、疑問がたくさん上がったので調べてみました。

すると、

*日本固有のものは、柿、栗などに限られ、きわめて少ない。

*ブドウは中国の華北地方で栽培されていた品種が鎌倉時代に日本に伝わり、

 甲斐国(現在の山梨県)に入り、江戸時代に「甲州葡萄」として有名になった。

*明治維新により、欧米諸国の作物が導入されるようになると、リンゴ、西洋ナシ、サクランボ、イチゴ、メロンなどの栽培が次第に広まった。

などなど、現在、食卓を彩る果物のほとんどは、明治時代以降に日本に伝わったことがわかりました。

教科書には載っていないですよね、こんなこと。

これも「勉強」だと思います。

ちなみに、スイカ、メロン、イチゴは野菜です。(果実的野菜といいます)