1989年に公開されたその映画は、

瞬く間に世界中の人々を魅了しました。

「フィールド・オブ・ドリームス」

主人公レイ・キンセラは、奥さん、娘さんと

平凡な日々を送る30過ぎのアイオワの農夫。

ある日、どこからともなく聞こえてくる声

「それをつくれば、彼は来る。」

に導かれ、自分のトウモロコシ畑を野球場に

つくり替えます。

レイ自身、正気じゃないと思う行動ですが、

その後も聞こえてくる「声」に従っていきます。

そして、球場に現れる往年の野球選手たち。

その中に彼が・・・。

過ぎ去った人が、時間が

戻ってくる奇跡。

もちろん映画の中の話であり、

フィクションですが、

奇跡とは、レイのように心に従い、

たとえイバラの道でも、

迷いながらでも、

信念を持って突き進み、

やり遂げた人の思いが報われること、

「夢が叶う場所」にたどり着くことかもしれません。

国に関わらず、

老若男女を問わず、

大きい小さいと比べることなく、

全ての人々が、それぞれの

「夢が叶う場所」をめざし、

歩み続けられたら、素敵ですね。

そして、道半ばで途方に暮れている人がいたら、

劇中の言葉

「Go the distance!(やり遂げよう!)」

と声を掛けてあげられたら、なお素敵ですね。