さて、このあたりで少しまじめな話でもいたしましょう。
ああ、まって。帰らないでください。まじめといっても、ほんのちょっとです。

この話を見おわったときに、ちょっと考え方が変わっているかもしれません。ぜひ読んでみてほしいです。

お勉強って、何のためにしているのでしょう。
新しいことを知ることが楽しいから?いつもやってることだから何となく?それとも、やらないとしかられるから仕方なく?

お勉強に対して思っていることは、人によってまちまちでしょう。
だけど、おそらくみんなが考えていることがあります。

「せっかく勉強しているんだから、どうせなら身につけたい」

お勉強を好きな人は「好きでやってるんだから、成長なんてなくてしなくていい!」とは考えないでしょう。
お勉強をきらいな人でも、「イヤイヤやっているんだ!結果なんてどうでもいい!」とは考えないでしょう。

お勉強をしているのだから、成長したいのです。わからないことを、わかるようにしたいのです。

「勉強したくないなあ。めんどくさいなあ。しんどいなあ。」と思いながらだらだらやっても、「よっし、今日はこれをできるようにするぞ」と思いながらやっても、どれくらいつかれるのかは変わりません。

お勉強の時間が終わったあとで、「この時間で何ができるようになったのかな」と考えてみてください。
自分がどんなに成長したのか、一時間前の自分とどこがちがうのかを考えてみてください。

できるようになったことに目を向ければ、楽しくなってきます。できないことを見つめるのも大事ですが、そこばかり見つめていてもつかれてしまいます。自分のがんばりをみとめてあげましょう。

さあ、明日から。勉強するとかしこくなります。どんどんかしこくなります。かしこくなりましょう。

保護者の方へ:

小学校低学年のお子様でも出来るだけ読みやすいように平易な言葉で書いてあります。
お読みいただいて、内容に問題ないとお考え頂けましたら、ぜひお子様へ見せてあげてください。
この文章を見ただけで人が変わったように勉強を頑張るようにはきっとなりませんが、学びというものをその主役であるお子様自身が考えるための一助になると思います。

どうかよろしくお願いいたします。