今日は生徒との話で出てきたことを書こうと思います。窓を開けて外の様子を見たときに、すぐそばに電柱があって景色が見にくいなぁという話になりました。
そのときに海外だと電柱がない国もあるという話を生徒から聞きました。日本だと電柱がたくさんあって、逆に電柱がない国もあるのはなぜだろうと思って調べてみました!

まず、電柱の一番の役割は、電気をいろんな場所に送ったり、通信をするための橋渡しになっていることです。電気や通信機器は今の皆さんの生活においてはなくてはならないものですね。
では電柱がない国はどうやって電気や通信をしているのか?ということですが、実は地面の中に導線が入っているんです!ヨーロッパの国では電柱は一つもない国もあるようです。

日本だと電柱がほとんどなのですが、これはなぜだろうと思って考えてみたところ、日本だと地震が多いのが原因じゃないかなぁ?最初は思いました。が、調べてみたところちょっと違うようです。

実は地震によって倒れてしまうこともあって電柱の方が壊れやすく、地中にある方が壊れにくいようです。しかし、壊れてしまった場合、地中にある導線はどこが壊れているのかが分かりにくいため、直すのが簡単なのは電柱なんだそうです。地震の多い日本だとどちらにしても良い点、悪い点があるので、難しいところですね。
また、電柱の方が安価で作ることができ、地面の中に導線を通す工事をした場合、莫大なお金が必要になるので、昔に作った電柱をそのまま使っているということが分かりました。

最初に予想した理由とは違ってお金の問題が大きいようでした。予想は違っていましたが、いろいろなものについてその理由はなんだろう?と考えることは面白いですし、思考力を鍛える事にもつながるので、皆さんも普段何気なく見ているものについて考えてみてはいかがでしょうか?